道後ECOプロジェクト

道後ECOプロジェクト


国の重要文化財にも指定され、日本最古の歴史を誇る「道後温泉」。
この地で旅館・ホテル業を営む者として、事業において自然環境に与える影響を学び、各々の施設において出来ることから改善を図り、道後温泉周辺の環境維持、また更なる発展の為に、新しいプロジェクトをスタートさせる運びとなりました。

道後油田化プロジェクト

使用済み天ぷら油の燃料化

旅館・ホテルでは、毎日多くの食事が作られています。

私達は、調理の際に発生する使用済み天ぷら油を全てバイオディーゼル燃料として再利用するため、バイオディーゼル燃料事業者に供給しています。

参加施設
:大和屋本店、宝荘ホテル、ホテル椿舘、ホテル椿舘 別館、
ホテル茶玻瑠、道後舘、道後プリンスホテル、ホテル八千代、
道後夢蔵、道後やや、ホテル奥道後 他
(順不同、敬称略)

送迎車でのバイオディーゼル燃料の使用

旅館・ホテルでは、お客様の送迎用としての車両を所有している施設もあります。

こうした車両の中で軽油使用車両では、二酸化炭素排出削減・石油資源保護・ゴミ減量・大気汚染防止の観点より、上記、使用済み天ぷら油より精製されたバイオディーゼル燃料を使用し走行しています。

また、バイオディーゼル燃料使用車両は、排気ガスが天ぷらの匂いがすることもあり、ご宿泊いただいたお客様にも実感いただいております。

バイオディーゼル燃料
使用施設
:大和屋本店、ホテル椿舘、道後プリンスホテル、
道後夢蔵、道後やや
(順不同、敬称略)

ボイラーでのバイオディーゼル燃料・再生重油の使用

当ホテルでは、お風呂や空調等にボイラーを使用しています。

ボイラー用の燃料として重油を使用していましたが、現在では環境(二酸化炭素排出削減・石油資源保護・ゴミ減量・大気汚染防止)の観点から、上記バイオディーゼル燃料や廃潤滑油から精製された再生重油等を使用しています。

道後省エネプロジェクト

道後舘道後舘「省エネ化改修によるCO2排出量削減の取り組み」

  1. 空調用重油ボイラーの電化により年間CO2排出量を約377.6トン削減
  2. 最上階部分の天井断熱工事と客室窓ガラスのペアガラス化により年間CO2排出量を約34.1トン削減
  3. 館内照明の省電力化により年間CO2排出量を約9.3トン削減
    など、大幅なCO2排出量の削減に取り組み、地球環境に優しい経営を目指しています。

ホテル茶玻瑠ホテル茶玻瑠「節電への取り組み」

2011年、当館はエントランス・ロビー・2階レストラン等の改修工事を実施いたしました。
その際、高効率空調機・LED照明等を積極的に採用したことにより、年間で39.2tのCO2削減を達成いたしました。
これは、自家用車約17台が年間に排出するCO2に相当します。
当館は、今後も省エネルギー化を積極的に進めてまいります。

ホテル八千代ホテル八千代「ボイラーでの天然ガスの使用」

当ホテルでは、過去に使用していた重油ボイラーの老朽化に伴い、新しく天然ガスボイラーを導入致しました。

これにより、燃焼の際に発生する二酸化炭素や光化学スモッグなど大気汚染の原因とされる窒素酸化物(NOx)の大幅な削減、また酸性雨の原因となる硫黄酸化物については発生ゼロとなりました。

バイオディーゼル燃料って!?

バイオディーゼル燃料とは、使用済み天ぷら油より精製される軽油代替燃料の事です。

軽油使用車両であれば無改造で使用することができ、原料が植物油であることから、燃焼時に発生する二酸化炭素は、植物の成長過程で光合成により吸収されるため、二酸化炭素排出ゼロの燃料として認められています。

また、使用済み天ぷら油を原料としているので、石油資源を使用することが無く、石油資源の保護にも繋がります。

他にも、凝固剤によって固めて廃棄されていた使用済み天ぷら油を再利用することでゴミの削減、燃焼時に発生する排気ガスも軽油に比べてクリーンであるため大気汚染防止にも繋がります。

↓は、同プロジェクト参加施設から回収した使用済み天ぷら油を再利用したことで得られた二酸化炭素削減値・石油資源保護・ゴミ減量の数値になります。

ポップ

アメニティー削減プロジェクト

アメニティーゴミ減量プロジェクトホテル椿舘&ホテル椿舘 別館では、これまでご宿泊いただいたお客様の要・不要を問わず、歯ブラシ・歯磨き粉・クシ・カミソリ等多種のアメニティーを充実させておりました。

無論、これらは日々膨大な廃棄物を排出する原因となっており、我々も胸を痛めておりました。

今後は、アメニティーの備え付けを廃止とさせていただき、チェックイン時にお客様に必要なアメニティーをご購入いただくことで、環境保護に繋げたいと思います。

お客様には歯磨きセットのご持参など、ご理解とご協力のほど宜しくお願い致します。

道後ECOプロジェクト参加施設


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