航空会社とバイオ燃料
2009年04月21日 火曜日
こんにちは、ヒトエコ編集部の吉田です。
航空会社はEU(欧州連合)でCO2の排出を規制されたことにより、燃料価格の乱高下に備えるとともにCO2削減策として、バイオ燃料を実用化しようという機運が高まっているようです。
各社で開発が進むなか、もっとも注目を集めているのが藻類。
油の生産能力はトウモロコシの700倍にもなるうえ、石油とよく似たエネルギー密度の高い油が抽出でき、また、食料と競合しない原料から作れることで代替燃料の原料としてうってつけなのだそうです。
こうした食料と競合しない原料から作るバイオ燃料は「第2世代」と呼ばれるようです。
当サイト内で紹介している「日本油田化プロジェクト」は、使用済み天ぷら油からバイオディーゼル燃料を精製しているので、もちろん第2世代のバイオ燃料です。
※日経エコロジー参照
B5軽油
2009年04月16日 木曜日
こんにちは、ヒトエコ編集部の吉田です。
先日の愛媛新聞にバイオディーゼル燃料に関する記事が掲載されていました。
内容としては、
環境事業を手がけるダイキアクシス(愛媛県松山市)において、植物系廃食油が原料のバイオディーゼル燃料を従来の軽油に5%混合した「B5軽油」を5月から、松山市北吉田町のプラントなどで販売する。
B5軽油は二酸化炭素(CO2)排出量が通常の軽油より少なく、温暖化防止への実効果が期待される。
と、掲載されていました。
B5・B10軽油や100%バイオディーゼル燃料と様々な形でバイオディーゼル燃料が供給される仕組みが拡がる事は、使用する方にとっても選択肢が拡がるので、とても良いことだと思います。
こうした廃食油(使用済み天ぷら油)をバイディーゼル燃料にリサイクル取り組みについては、当サイト内でも、多数紹介していますので、是非ご覧ください。
インタビュアー「松木安太郎様」
2009年04月13日 月曜日
こんにちは、ヒトエコ編集部の吉田です。
先日、全国誌である「国際グラフ」の取材を、エコバイオ株式会社とヒトエコで受けました。
なんと、インタビュアーとして元Jリーグの監督で、現在はサッカー解説やタレント活動等マルチに活躍されている松木安太郎氏が来松され、「日本油田化プロジェクト」の取り組みについても非常に興味・共感をお持ちいただき、とても楽しい一時を過ごさせていただきました。
※詳細は、記事が出来上がりましたら、また当サイト内にてご報告させていただきます。
また、ヒトエコについても共感をいただき、
「ヒトエコを通じて〈繋げる、繋がる〉サイトを目指してください。」
との応援メッセージまでいただきました。
※写真は松木様より「ヒトエコ」に向けていただいた応援メッセージです。
頑張れ!愛媛マンダリンパイレーツ!!
2009年04月09日 木曜日
こんにちは、ヒトエコ編集部の吉田です。
ヒトエコでも微力ながら応援させていただいている愛媛マンダリンパイレーツですが、現在2戦が終了した段階で1勝1敗となっています。
今週の日曜日(4/12)には、初のホームである愛媛県で試合が行われます。
当日は、愛媛県出身アスリートの元・玉春日関(大相撲)・佐伯美香さん(ビーチバレー)・土佐礼子さん(マラソン)が応援来場されたり、入場回数券を購入された方への抽選会など色々な催しがありますので、皆さんで愛媛マンダリンパイレーツを応援しに球場へいらしてください!
※当日は、駐車場の混雑が予想されますし、エコの観点からも出来るだけ公共の交通機関をご利用ください。
試合日:2009年4月12日(日)
試合開始:14:00 (開場予定13:00) ※開場時間は変更がある場合がございます。
場所:坊っちゃんスタジアム(松山市市坪西町625-1)
対戦チーム:香川オリーブガイナーズ
RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)
2009年04月08日 水曜日
こんにちは、ヒトエコ編集部の吉田です。
突然ですが、世界で一番消費量の多い植物油は何かご存知ですか?
それは、パーム(アブラヤシ)油で、世界での年間消費量は4000万tにも上っています。
主要産地であるボルネオ島では、パーム農園を拡大するために熱帯雨林を伐採して切り開く例が多く、オランウータンやボルネオゾウなどの希少種や絶滅危惧種、またその他の生物の生息する環境が脅かされています。
そのため、2004年にWWF(世界自然保護基金)とパーム油利用企業がRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)を設立し、生物多様性保全などを盛り込んだ8原則39基準を採択しました。
この条約では、農園が環境に及ばす影響を調べ、環境保全のための経営計画や業務を考慮しているかという項目が定められています。
現在、こうした基準を満たすための取り組みが世界中で行われています。
ただ、日本の食品会社の意識は以前低く、RSPOを知らない企業も多いのが現状です。
2010年に開催されるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)に向けての早急な対策が求められているようです。
※日経エコロジー参照