食品残渣飼料
2009年04月02日 木曜日
はじめまして、ヒトエコ編集部の中野です。
先日TVのニュースで、株式会社菅与という会社のエコへの取り組みを紹介していました。
株式会社菅与の社長様が、豊作なのに不景気で売れ残った食品や、賞味期限が過ぎ販売出来ない物が溢れて、大半を焼却処分していると言う話を聞き、地元のメーカーと共同で開発したリサイクル装置で廃棄予定の食品を飼料として再利用し、養豚・食肉加工までを始めたとのことです。
廃棄予定の食品を飼料として再利用することで、1年間の飼料費が数億円も削減出来たうえ、普通飼料より消化吸収が良いのか豚の発育も良く、笑子豚(エコブー)と名付けられたオリジナルブランドの豚肉は、豚臭さがなくしっかりした味でとても好評とのことでした。
こうした食品残渣を家畜飼料として再利用する取り組みは、愛媛県内においても進んできています。最近では、中四国エリアに展開する大手スーパー株式会社フジと株式会社ロイヤルアイゼンの2社が提携し、フジ(店舗)から出る食品廃棄物を用いてロイヤルアイゼンがたい肥をつくり地元農家に無償で提供、生産された農産物をフジが買い取るという仕組みが、色々なメディアで紹介されていたので、ご存知の方も多いと思います。
エコフィードとも呼ばれたりする、食品残渣飼料への取り組みは、廃棄される食品が多い日本では有効な取り組みだと思います。
ただ、このような取り組みが賞賛されるほど、食料を大量に廃棄しているのも大きな問題なのではないでしょうか?資源の無駄使いを無くすことこそ、生活における一番の環境への取り組みではないかと思います。
八幡浜市でもスタート!
2009年03月30日 月曜日
こんにちは、ヒトエコ編集部の吉田です。
ヒトエコの発起人でもあるエコバイオ株式会社の「日本油田化プロジェクト」に八幡浜市様が賛同され、市の所有するパッカー車を、市内で排出された使用済み天ぷら油から精製されたバイオディーゼル燃料で走行させる取り組みがスタートしました。
八幡浜市様は、今後この取り組みを「じゃこ天油田化プロジェクト」と名付け、様々なイベント等を計画されているようですので、皆さんの目に止まる機会もあるかと思います。
このような取り組みに関心のある方は、エコバイオ株式会社にお気軽にお問い合わせください。
ライヴ・アースまつやま2009
2009年03月26日 木曜日
こんにちは、ヒトエコ編集部の吉田です。
平成21年5月17日(日)に松山城天守閣広場にて、
第2回「ライヴ・アースまつやま2009」が開催されます。
ライヴ・アースまつやまとは、20~30歳代の若者達が核となって発足した実行委員会が主催するイベントで、下記のコンセプトに基づいて開催されます。
・野外コンサートという手段により、心地の良い場所で音楽やトークを楽しむことで、より多くの市民が環境問題とその解決のための啓発を受ける場を展開すること。
・地域の環境を守るとともに、持続可能な社会をつくるため、自然エネルギーや廃油などを利用したバイオディーゼル燃料などを紹介すること。
・これからの社会をつくっていく若者達にも呼びかけ、地域、歴史、暮らし、平和など、若者達が次世代へと繋いでいくべきモノやコト、そして「地球温暖化防止」について考える新たなムーヴメントを創りだすこと。
第1回目の「ライヴ・アースまつやま2008」では、北条風早の郷風和里すぐ上にあるスポーツセンター駐車場を会場にし1800人もの方が来場されました。
今回の「ライヴ・アースまつやま2009」では、当サイトの発起人でもあるエコバイオ株式会社の監修により、皆さんにお持ちいただいた使用済み天ぷら油から精製されたバイオディーゼル燃料で発電機を動かし、それにより発電された電力で会場の電力を全て賄いグリーン電力100%で運営されますので、皆さん是非ご来場の際には使用済み天ぷら油をご持参ください。
皆さんのちょっとが集まることで、会場の電力が賄われ、環境活動の一環となります。
※使用済み天ぷら油は密閉可能な容器(ペットボトル等)に入れてお持ちください。
愛媛マンダリンパイレーツ
2009年03月23日 月曜日
こんにちは、ヒトエコ編集部の吉田です。
お気付きの方もいらっしゃるかとは思いますが、ヒトエコのTOPページに新しく愛媛マンダリンパイレーツ球団様のバナーが追加されました。
「地球にEcoしょ!」でオナジミの体操や、最近では玉川町に植林をされたり、地域の環境活動にも熱心に取り組まれている球団です。
様々な場面で地域との関わりを積極的にされているので、どこかで接点のある方も多いのではないかと思います。地域社会のコミュニケーションが活発化することは広義では環境改善だと思います。
愛媛県在住の私としても、地域の活性化のために微力ながら応援させていただいております。
来月には四国・九州アイランドリーグも開幕するので、今年こそ年間総合優勝を目指して頑張っていただきたいです。
太陽光発電
2009年03月19日 木曜日
こんにちは、ヒトエコ編集部の吉田です。
先日の新聞に、経済産業省は24日、家庭や学校、企業が太陽光で発電した電力を現行の2倍程度の価格で買い取ることを電力会社に義務付ける制度を2009年度にも導入すると発表した。欧州では、高値で買い取ることによって太陽光発電の普及につながったので、同様の仕組みを導入することで、太陽光発電産業を後押しする狙い。
との記事がありました。
太陽光発電自体が環境への取り組みとして素晴らしいことは皆さんもご存知だと思いますが、家庭に太陽光発電を取り入れることで、電気の使用量自体が減少することが多いのはご存知ですか?
私の知人にも、太陽光発電を取り付けている人がいるのですが、
太陽光発電を導入すると、現在の家庭での電気の総使用量・太陽光発電による発電量などが確認できるパネルが設置され、待機電力などをカットすると総使用量が目に見えて減るので、ゲーム感覚で少しでも使用電力を少なくしようとしたくなる勝負心が芽生え、それが楽しくなって無駄な電気を使わなくなるそうです。
そういえば同様の事をハイブリッドカーに乗っていらっしゃる方からも伺ったことがあります。
燃費計をみて少しでも数値を伸ばそうとゲーム感覚でハイスコアを目指すのが結構楽しいそうです。
私は、現在賃貸のマンションに住んでいるので太陽光発電を設置できないですし、また設置する場所はあっても金銭的なことで導入を控えている方のために、家庭での電気の総使用量がわかるパネルだけをとりあえず販売してもらえれば、皆が楽しく節約でき、環境のためにも良いと思います。
それに、買取料金の値上がり分は電気代に転嫁されるようなので、節約・環境のためにも節電は今後必須です。